☆土岐英史 真夏の六日間:6 『トキトクエスク』
日時:2016年8月13日(土)
開場18:00/開演19:30
場所:京都 Livespot RAG
出演:土岐英史(Sax)、 esq<三谷泰弘(Vo,Key)>、
TOKU(Vo,Flh)、宮川純(Key)、
清水興(B)、 マーティー・ブレイシー(Ds)
前回のトキトクエスクの時に、TOKUさんが、10年ぶりだと言っていて
またすぐにでもやりたいと言っていて、本当に実現したライブでした。
とても嬉しくて、その時点から興奮して待ち望んでおりました。
友人と待ち合わせて会場へ
さすがに夏の京都は、半端なく暑かったです。
本日は、超満員で、前日まで、どうするか迷っていた方々の、やっぱり行こうと思うっていうメール
凄く嬉しくて楽しみでした。
会場でドリンクや食事を頼んでいたら、そんなお友達とも会うことが出来て、少しですがお話もできました。
ライブが始まる前に食事も終わり一安心。
そして、いよいよライブが始まりました。
後ろの楽屋から、前のステージへ、客席の間を抜けてメンバーが上がっていきました。
第1部
01 My Foolish Heart (Instrumental)/ Jazz Standard
土岐英史(Sax)、宮川純(Key)、清水興(B)、マーティー・ブレイシー(Ds)
ジャズ系の皆さんのプレイにドキドキ。
特に、今回は、初めての宮川純(Key)さんに注目。
HPとかで見ていて、とてもお若いのに凄い実力者のようで、楽しみでした。
02 Valdez In The Country (Instrumental)/ Donny Hathaway
土岐さんが、2曲やるつもりだったんですが、どうしてもTOKUが参加したいと言うのでって
TOKUさんが、呼びこまれました。
若い宮川さんと、張り合うかのような、土岐さん達の演奏。
あれ?、いつもの渋い感じが、凄い白熱した感じ。
凄く一体感のあるステージで、どこを見たらいいんだろうかと思ってしまいました。
それぞれのソロが入る。
宮川純(Key)さんから、土岐英史(Sax)さんへ
清水興(B)さん、マーティー・ブレイシー(Ds)さんへ
宮川純(Key)さんの指の運びが半端なくて、指が何本にも見える瞬間が。。。
それに負けじと清水興(B)さん、楽しそうに弾いているんだけど、これも指先凄くて。
土岐英史(Sax)さんとTOKU(Vo,Flh)さんが両サイドから、また迫力ある演奏で。
ジャン!って終わった瞬間、会場拍手喝さい。
素人の私でも、本格的なプロの技、見ちゃったなぁ〜と。。。
この距離で、迫力で圧倒されました。
演奏終わった後、真ん中にある三谷さんのキーボードを見て
土岐さん「主がいないと邪魔だなぁ〜」っと言っていて、大爆笑。。。
「主を呼び出したいと思います。三谷泰弘〜」
三谷さん「本日はようこそいらっしゃいました〜。」
お盆時期にお忙しい中ありがとうございますみたいな話から。。。
三谷さん「今日は、アグレッシブルなライブで、若手が入るとこんなに違うのかと
いつものまったり感がない」そんなことを。。。笑
私も思ってましたが、三谷さん言っちゃった。。。笑
03 I Can't Help It / Michael Jackson
Vocal..TOKU
コーラスesq<三谷泰弘(Vo,Key)>
三谷さんセレクト
TOKUさんの歌声に三谷さんのコーラスが綺麗に入る。
土岐英史(Sax)さんソロからTOKU(Vo,Flh)さんソロへ
三谷さん歌わないんだ〜と、ちょっぴり思ったけど
満足でした。綺麗だった。。。
04 Hurting Each Other / Carpenters
Vocal..esq<三谷泰弘(Vo,Key)>
TOKUさんのみステージ袖へ。
私の場所から、TOKUさんが見えて、凄く三谷さんの声に浸っていました。
三谷さんのしっとり歌う姿に見とれます。
同時コーラスの機材もあり、綺麗にご自分の声にハモリを入れておられました。
MC
土岐さんが、初めて三谷さんとTOKUさんを都内で会わせて
二人の声が違うしキーが合わないのでどうするか話をしていてやりたいと言うので
やってみたと、当時のトキトクエスクをやる前のエピソードを話してくださいました。
TOKUさんにとっては、特別なステージらしいです。
土岐さんが、三谷君の楽譜、とてもきっちり書いてあるんだ
TOKUは、ほとんど書いてない。
簡単なコード進行くらいみたい。
三谷さんは、TOKUさんのことを、とても新鮮だと。
土岐さんは、三谷さんのたたき台出してくれたのを見て考える。
一昨日、やりましょうってヒラメキみたいな
三谷さん「前もって、譜面も資料もしっかり送っても、忘れるんだもん土岐さん」
その他のメンバーは、すでに土岐さんをお年寄り扱い状態に笑えた。。。笑
当日リハもあり、それでもこのクオリティみたいに言う三谷さん。
TOKUさんのほとんど書いてない譜面に対して、宮川さんは、以前からの知り合いらしく
3日前に今回は届いたので、早いなと思ったという。
いつも前日?当日?のこともあったと話していた。
なんか、外人さんみたいなノリ。笑
05 Gotta Find A Way / Frank McComb
Vocal..TOKU
コーラスesq<三谷泰弘(Vo,Key)>
TOKUさんセレクト
Frank McCombさんが好きなんだってTOKUさん。
06 Little Ghetto Boy / Donny Hathaway
Vocal..esq<三谷泰弘(Vo,Key)>
三谷さんセレクト
PCのパーカッションの音から始まる。
サビの部分を、清水さんTOKUさん歌う。
07 Sweet Baby / George Duke
Vocal..TOKU/esq<三谷泰弘(Vo,Key)>
TOKUさん選曲。
意外な選曲と三谷さん。
命日にライブをするというTOKUさん。
リハで三谷さんと合わせた時に、凄くよかったとTOKUさん絶賛。
高音の三谷さんの声と、とても合っていて綺麗でした。
TOKUさんが気に入ってしまったのも凄くわかります。
https://youtu.be/d6AHjroSkfM
第1部 終了 20時45分
しばし休憩
みんなの感想
凄いよかった〜
新しいドリンクを注文しながら、感想を話し合った。
凄く厚みのあるライブ。
こういうステージをWOWOWとかで見たいわ。
第2部
08 The Look Of Love / Burt Bacharach
Vocal..esq<三谷泰弘(Vo,Key)>
esq<三谷泰弘(Vo,Key)>、TOKU(Vo,Flh)、宮川純(Key)3人登場。
三谷さんは、ギター音に変えて。。。
凄く雰囲気のある曲で、三谷さんにピッタリ。
演奏するTOKU(Vo,Flh)さん、宮川純(Key)さんも、浸ってる。。。
MC
いろんな海外のアーチストと知り合いのTOKUさんに驚くと三谷さん。
どういう風に知り合うのかと聞くと、メンバーの人の知り合いとか、
好きな人には、すぐ会いに行っちゃう。
考えようによっては、図々しいんですねとTOKUさん。
いや、そういう積極性が僕にはないと三谷さん。笑
TOKUさんは、そういう海外の方が日本に来たら、温泉やドンキホーテに連れていくとという。
ドンキ好きですからね、外人はと。。。笑
家族のお土産とか買っていくと。。。
09 Strangers In The Night / Frank Sinatra
Vocal..TOKU
ステージに全員揃う。
TOKUさんセレクト
三谷さんお休み。
MC
土岐さんのsaxについて
三谷さんがステージに戻ると、土岐さんの話になった。
先ほどの曲で、魅惑のつばき飛ばし出ましたねと。
土岐さんは、吹き始めから、土岐さんだと分かるんだと。
音が出る前のフーってとこから、来るぞ!キタっ!みたいなと。。。笑
そして、土岐さん世代の違うメンバーと、車1台でツアーした話。
名古屋、大阪、神戸、四国、京都
まわりのみんなが楽しくてと土岐さんが言ったら三谷さんが
「周りが気をつかってるんですよ」と一言。笑
土岐さん「三谷くん、口が悪いな〜」と。笑
宮川純(Key)さんのお父さんが、三谷さんと同じ年とか。
土岐さん神戸なのに、中日が好きでと宮川さん。
清水さんとマーティー・ブレイシー(Ds)さんは阪神ファン。
今日は、阪神が勝ったと、相手がたまたま中日。
二人はご機嫌らしい。笑
もういいんですと宮川さん、少しスネた感じ?可愛かった。
10 I'd Rather / Luther Vandross
Vocal..esq<三谷泰弘(Vo,Key)>
TOKUさん休憩。
いつもここでしか歌わない曲ですと三谷さん。
なぜ、この京都RAGでしか、この曲をしないのかと言うと
2011年8月13日「Groovin' with esq」というライブにて、ドラムで黒人の
セシルモンローさんと言う方を交えてセッションに参加されたのですが、その日のわずか
14日後に、8/27、千葉の海岸に、ご長男(13歳)と海水浴に行かれサーフボードで遊泳中、
海に投げ出されたということです。
56歳ということでした。
私達もショックでした。
明るく気さくなとてもいい方だったんです。
三谷さんにとって、特別な場所での特別な曲ということです。
11 My Way / Frank Sinatra
Vocal..TOKU
三谷さん休憩
途中に今の心境が少し入るラップが入る。
TOKUさんのアルバムにも入っている曲。
歌い上げないマイウエイ。
MC
TOKUさんとの初めての印象について。
こんな風に歌えるんだと驚いた、カルチャーショックを受けました。
今日は、真面目に褒めると三谷さん。
TOKUさん「恐縮です」
清水さんのくれたお薬のような物について
近大で研究しているのは、マグロだけしゃないんですよっと清水さん。
開発者が、清水さんのファンという。
酵素の研究してる。
お酒の弱い人とかに効くとか。
飲みすぎたなと思う時に、元気になるらしい。
スパリブっていう、ファミマに売っているらしい。
実際、行ってみたらあった。。。笑
http://www.life-fuji.jp/item/supaliv.php
12 That's The Way Of The World / Earth,Wind And Fire
Vocal..esq<三谷泰弘(Vo,Key)>/コーラスTOKU
土岐さん演奏している途中で
TOKUさんにやってみっと指示、僕?っと自分を指さしTOKUさん譜面をめくり演奏。
凄いな。。。
すぐ出来ないとプロじゃないよって感じ。笑
三谷さんが歌っている間に、よくこういう演奏の指示が入る。
生でどんどん曲のアレンジがされる感じ。
時々、三谷さんにも何か言いたいみたいな、土岐さんやTOKUさん
だけど、三谷さん真剣に自分の演奏に集中しているなんて光景も。。。
13 I Thought It Was You / Herbie Hancock
Vocal..TOKU
いきなり三谷さん、長いマイクを取り出して機械に取り付ける。
ボコーダーというらしい。
http://info.shimamura.co.jp/digital/newitem/2015/09/67094
不思議な声が機械音に変わる。
昔、YMOとかが使っていた物とよく似てる。
三谷さんの新兵器?かと思った。笑
とても軽快な楽しい曲だった。
https://youtu.be/-_55JoURq1Q
ドラムソロでは、三谷さんしゃがんでいた。
みんなによく見えるように。。。
14 On Broadway / The Drifters/George Benson
Vocal..esq<三谷泰弘(Vo,Key)>
怒涛のソロ合戦。。。
土岐さんから、TOKUさんはスキャット
三谷さんから、宮川さんへ
三谷さんから、TOKUさんへ
そしたらTOKUさん、みんなに歌うように客席に「ラララ」とか
TOKUさん、どんどんアレンジして歌い出し、それに合わせて、客席も歌うハメに。
コールアンドレスポンス?っていうやつですか?。
ラララと歌えばラララで返す。
それがTOKUさんの場合、難しいバージョンで歌えません〜って感じに。。。笑
ベースソロ清水さんからドラムへ
大盛り上がりで終了。
アンコール
MC
先ほどのボコーダーの話。
最近、ポチッとしたという三谷さん。
買ったはいいけど、どこで使おうかと思っていたら、この曲があったので持ってきたという。
TOKUさん、持ってきてくれて嬉しいと言っていた。
15 蝶々さん / 細野晴臣
Vocal..esq<三谷泰弘(Vo,Key)>
いきなりドラムから手拍子。
メンバーも手拍子。
会場もいきなりのことで手拍子したけど笑
シーズンですからと。。。
盆踊りでやるようなテンポ。
パハンガパンみたいな。。。笑
何が始まるのかと思えば、面白い歌。
「蝶々さん〜蝶々さん」と歌いだす三谷さん。笑
https://youtu.be/zJaZ1K1b0O0
https://youtu.be/LFXJNCVRDrUこっちがいいかな。
ステージには、3人残る。
16 Stay My Blue -君が恋しくて- / esq Sing-A-Ring / STARDUST REVUE RENDEZ-VOUS
Vocal..TOKU
このメンバーでは定番の曲。
土岐さんのTOKUさんと三谷さんとで。。。
土岐さんのsaxもしっとり。
三谷さんの演奏とコーラスもいい感じ。
TOKUさん、若い頃、カラオケでいろんな曲を歌いに行っていたという。
その時にこの曲を聴いて、なんていい曲なんだろうと。。。
土岐さんから話が来た時に、三谷さんと出来るなんてと。
感無量という感じでお話しするTOKUさん。
もういいですといいながら、いきましょうと曲が始まり、TOKUさん、
三谷さんのことをじっと見ながら歌いだす。
間奏に入り、土岐さんのsaxに酔いしれる。
凄く感情がこもった歌い方のTOKUさんに、三谷さんの綺麗な高音のコーラス
寄り添うように入ってくると、TOKUさんも、うっとりするように気持ちよさそうに歌っている。
なんて、幸せそうなんだと感じた。
そして、会場全体がしっとりと、幸せな雰囲気のまま終了した。
もっと聴いていたかったなぁ〜。。。。
夢のようなひとときは、あっという間なんですね。
今回も、貴重なライブが見れて幸せでした。
また次回もありますように。。。
22時50分終了。