esqセッションライブ
RAG創業25周年祭「四半世紀・春夏秋冬」
土岐英史2DAYS@

土岐英史(Sax)esq:三谷泰弘(Vo,key)難波弘之(p,key)森下滋(p,key
)


1、How Insensitive/ボサノバ
2、マイフーリッシュハート
3、Sack Full Of Dreams/Donny Hathaway
4、天球儀の人々/難波弘之
5、想い出にかわるまで/スタレビ
6、アイヴ・ガット・ア・ウーマン/レイチャールズ
第2部
1、コッコバード/ボサノバ
2、ベニー&ジェッツ/エルトンジョン
3、インベンショントラベラー
4、薔薇と科学/難波弘之
5、サンシャイン/ラウルミドン
6、Hypnotized/esq
7、Another Star/スティービーワンダー
アンコール
1、Thank you/スタレビ
2、Stay My Blue/スタレビ

2006年4月28日
この日は、ゴールデンウィーク直前と言うこともあり、行けないという方が、結構いたみたいです。
私は、まあ運良く行けたかなぁ〜という感じで、京都へ5時前くらいに着きました。
お友達と合流して会場の前にいると、まだリハ中で中の練習している音や声が聞こえました。
もうしばらくお待ちくださいと、店の方に言われて待っていると、リハを終えた三谷さんが、
中から出ていらっしゃいました。
黒いシャツを着て凄くラフな感じでした。
スーツケースをコロコロと転がしながら・・・。
前の日に、サポートしているKさんのライブが大阪のフェスであったので、ホテルからそのまま直行
でいらしたそうです。
そして、京都のホテルへ荷物を置きに帰るみたいでした。
軽くあいさつをして下さいました。

しばらくして会場、指定席だったので案内されるまま座りました。
RAGは、お食事と飲み物を絶対頼まないといけないシステムになっているので、私は新しく出来て
いた「飲茶プレートとウーロン茶」を頼みました。
メニューも色々あってRAGっていいんですよねぇ〜。
何を食べようか迷ってしまう・・・・。
そして、しばらく友人達とお話をしていると場内が暗くなりました。
いよいよ、開演です。

第一部。
最初に出ていらしたのは森下さんと土岐さんでした。
若々しい森下さん。
ちょっと外人さんみたいな容姿でなかなか、かっこいい。
渋めのブルーのシャツと黒いズボンにメガネをかけていて茶髪の肩まである髪型。
土岐さんは、赤いシャツに黒のベストできまってました。

1曲目は、森下さんと土岐さんで、How Insensitiveというボサノバの曲でした。
哀愁があるんだけど軽快な曲でついつい、森下さんのピアノを弾く手元を見てしまいます。
そこへ土岐さんのサックスが入るとより深みが出るといった感じです。

そして三谷さんが出てこられました。
赤いストライプの線が縦に入ったクリーム色のシャツとジーパン姿でした。
RAGの25周年でプロデュースは土岐さんですが、
実際の所、土岐さんはメンバーの人選のみでして・・・。
と会場大爆笑。
曲順の叩き台は、あらかじめ三谷さんが送っているんだそうですが。
1曲目は、森下さんと土岐さんのインストと書いてあったにもかかわらず
土岐さんが「え?あったんだっけ?」と言われたそうです。笑
急遽、やってもらったんだそうです。

2曲目は、マイフーリッシュハート
これを歌で歌うというのは思いつかなかったらしいですが、土岐さんのサックスも聞きたいな
という思いもあり歌うことにした三谷さん。
いろんな人が歌っているようですね。
目をつぶりつつ聴いて下さいという三谷さん。
ピアノの森下さんからはじまりました。
三谷さんは、歌のみに専念。
土岐さんのサックスが入り、曲の雰囲気をしっとり引き立てます。

そして、次の曲で難波さんが登場。
森下さんはステージをおり客席で聴いています。
「土岐さんのパートがあるのに土岐さんまでステージを降りようとするんです。
土岐さん、ありますよ」と引き止める三谷さん。
笑いながら、イスに腰掛ける土岐さんでした。

3人で3曲目、Sack Full Of Dreams
三谷さんがメインで歌い演奏、難波さんがシンセでバックコーラスのように、演奏。
そして土岐さんの演奏。
何だかとってもいい感じでした。

4曲目は、天球儀の人々 
難波さんのボーカルで三谷さんがコーラスでした。
難波さんは、名取の前で舞うみたいって言われてました。
プロレグなんて作ってますが、
僕にも普通の曲は、書けるんです!なんて・・・・笑
三谷さんをコーラスに使うなんてお許しください代官様〜なんて冗談をいっておられました。
楽しい方ですね。難波さんって・・・・。
三谷さんも真剣に演奏されていました。
土岐さんもマイクから離れた位置で演奏、音を響かせる達人の技ですが・・・
なんて三谷さんが言われてました。

難波さんの近況は、"APJ"というグループの"e"というアルバムに参加されたそうで、
「そのCDを会場に持ってきているので、いつもは3千円ですが、今日は特別に1万円で・・・。」
大爆笑の会場。
「関西だと高いやんけーと言われるのを期待して言ってるんですが・・」って難波さん。
「なんでやねんって!」
売れ残ると私が持って帰らなくてはいけなくなるなんて言っておられました。
原稿用紙に名前入りの難波さんの直筆の手紙が入ったそのCDを三谷さんに難波さんが
送られたようで。
三谷さんとっても喜んでおられました。
最近やっとeメールできるようになりました。
写真も添付できるようになりましたと難波さん。
携帯は持ってないそうですよ難波さん。

5曲目は、想い出にかわるまで
4人で、三谷さんがメインで森下さんがピアノで軽やかに入り、シンセの難波さんが脇で盛り
上げておられました。
シックな雰囲気がとってもよかったです。
間奏で、最初にソロを弾いたのは、ピアノの森下さん、それから難波さん、土岐さんでした。
ピアノとキーボード2台がとっても心地よく交わりあって、とてもステキでした。
違和感なく、とてもよかったです。
三谷さんの歌唱も、感情がこもっていてよかったなぁ〜。

6曲目は、アイヴ・ガット・ア・ウーマン
軽やかな曲ですね。
皆さんのソロがとってもかっこよくっていいなと思いました。
最初にソロをとったのは土岐さん。
そして難波さん、森下さん。最後に三谷さんでした。
三谷さんのボーカルも迫力があってかっこよかったです。

第2部
しばらく休憩の後、始まりました。
1曲目は、ボサノバでコッコバード
この曲では、森下さんがキーボードに入って難波さんがピアノでした。
難波さんのピアノを弾く姿は、とても軽やかでした。
三谷さんは、歌に専念。

2曲目は、ベニー&ジェッツ
難波さんと二人で演奏されました。
ロックな感じで難波さんと二人でやりたいなと思ったらしいです。三谷さん。
三谷さんも楽しく歌わせて頂きましたと言っておられましたが、私も楽しかったです。
3世代のキーボーディストと言う三谷さん。会場笑
そして森下さんが出て来られました。

3曲目は、インベンショントラベラー
難波さんの教本で、練習していた森下さん。
今回は、難波さんが解説されていたこの曲を、是非やりたいと森下さんが
言われたそうです。
森下さんのピアノがまた鍵盤を滑るように、なめらかに演奏されるので
びっくりしてしまいました。
それにこの曲、とっても難しそう・・・・。

4曲目は、薔薇と科学 
土岐さん、難波さん、森下さんで演奏されました。

そして、三谷さんが登場
「キーボードと言えばプログレ、趣味といえば電車」
何だか道を極めればみたいな話になり、
難波さんに電車なんかどうなんですかね?なんて聞いてました。
電車乗るのはきらいじゃないと難波さん。
タモリ倶楽部で電車系の話題が多いと三谷さん。
車両マニアとか線路マニアとかいるらしい。
線路マニアってどういうものなんだろうと不思議がる三谷さんに、難波さんが分岐する所を
見るのが好きなんだそうで、難波さんと一番前の車両に乗ったらこれからとっちの線路に
行くか分かる?右行って次は左。
コンピューター制御になっていて信号がなくなったんだ・・・って淋しそうに言う難波さん。
しかも、東京は一両目が女性専用車にしやがって!ふざけるな〜!
関西は女性専用車両は真ん中ですよね。
下りは違うと会場から声が・・・・。関東のお客さんですね。さて、誰でしょう?笑
博物館に行かないとないような古い車両が好きな難波さん。
SLじゃない・・・SLまた別という難波さん。
貨物のマニアもいます

5曲目は、サンシャイン
かねてより三谷さんがお気に入りのアーチストラウルミドンの曲です。
いつかはされるだろうと思ってましたが、こんなに早く聴けるとは思いませんでした。
何だか嬉しい。
シンセでベースのような音で演奏する難波さん。
とても雰囲気が出てよかったです。

6曲目は、Hypntized
難波さんと土岐さん三谷さんの3人で最初は演奏されていたのに、森下さんが難波さんの
キーボードの隣に立ち二人並んで演奏されてました。
めずらしい光景。

7曲目は、Another Star
この曲は、とっても盛り上がりますね。
ラララ〜って一緒に歌えるのがいいです。

アンコール
Thank you
4人で演奏。
「二度と来ないのさ今夜は」っていう歌詞がなんとなく心に残ってしまいました。
こんな素晴らしいセッションセイブは、もう二度と聴けないかもしれないなと本当に思って
しまいせつなくなったりして・・・。
森下さん、土岐さん、難波さん、三谷さんとソロが引き継がれていくのも楽しい演出ですね。

Stay My Blue
最後は、土岐さんと二人でこの曲を歌われました。
しっとりと終了。

本当に楽しいライフでした。
機会があればRAGのセッションを見にいらしてみて下さい。
きっと楽しいですよ。

自分は、たまたま行けただけですけどね。
ご感想は、BOX式掲示板でお待ちしております。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
またどこかでお会いできたら幸いです。

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