土岐英史 師走な2DAYS 2004.12.29 京都RAG

1、party / 難波さんの曲
2、I think I love you / esqアルバムKoo:Kanより
3、想い出にかわるまで / スタレビシングル
4、After the love has gone / Earth Wind and Fire
5、Celebrate / スタレビアルバムBrightest!より
6、It's only love / esq自由の人アルバムより
7、Josie / Steely Dan
8、The In Crowd / ラムゼイ・ルイス Billy Preston 難波さん選曲
9、夏への扉 / 難波さんソロ
10、Another Star / Stevie Wonder
11、All I Do / スタレビアルバムONE&MILLIONSより
12、THANK YOU / スタレビアルバムTHANK YOUより
13、Simple Song / スタレビアルバムSOLAより

出演者 土岐英史sax、esq三谷泰弘vo&key、難波弘之P、清水興B、中村岳Per

今年最後のRAGライブ
私がはじめてRAGのライブに行ったのはいつだったんだろう
2003年8月の四人会ライブか・・・・
そんな話はさておき
私はいつものメンバーでこのライブに参加
今回はチャット等でたくさんお友達ができたのでライブ前日までいろんなファンの方が
この今年最後のRAGを体験するために
いろんなスケジュール調整や事情でたいへんなご苦労があった模様。
私は脳天気に「おいでおいで」を繰り返す日々でございました。
そんなことはさておき・・・(^^)早くレポしろよと天からの怒りの声が聞こえる・・・・。
さてさてやっと本題
まず最初に三谷さん以外のメンバーが入っていらっしゃいました。

土岐さん以外は、はじめてお会いする方々だったので(すいません何も知らずに・・・)
どんな方々だろうと色々想像しておりました。(前日までに調べて来い!天からの声が・・・)

いきなりのハプニングは土岐さん。
なんとメガネを忘れたということで取りに行かれました。
メンバーの皆さんは「おじいちゃんが老眼鏡をお忘れになりました」と言われてました
(ひ・ひどいわ〜(^^))

そして1曲目・・・、party / 難波さんの曲
とてもリズミカルな曲ですごく軽やかでいいなぁ〜と思いました。
ベースとパーカッションのリズムと土岐さんの軽やかなSAXに難波さんのすべるようなピアノが
心地よかったです。
ずっと聞いていたいようなとてもステキな曲でした。

私もこんな普通の曲が書けるんだという所を聞いていただきたくて・・・・とは難波さんのコメント

そして三谷さんが紹介されステージへ
東京の方は雪が降ってまして・・・無事こられて良かったなと・・・と三谷さん
今日は土岐英史"師走な2DAYS"ということで
12/27〜31日まで5夜連続のライブをされるということですばらしい
「老いてますます盛ん」ということで・・・会場大爆笑。
5夜連続で全部メンバーが違うというものすごいライブ

カホーンという楽器の話
座っている所に楽器があるという「イスではありません楽器なんです」とは
パーカッションの中村さん。
カホーンという楽器はペルーの楽器
「ものすごく綺麗ですね〜見た目も・・・インテリアにもなりそう」とは三谷さん。
コンガの皮も牛1頭分の皮を買って自分で作るという・・・・販売もされているそうです。
違う牛のだと音が2つとも違う音になるらしいです。
すごいです。

ベースの清水さんのHPは充実してて文章がうまい読み応えがあると三谷さん
一度皆さんも見に行ってみてと・・・
プロフィールを見ると清水さんは三谷さんと3つ違いなんだけどお誕生日血液型が同じなんです
びっくりしたと三谷さん
「俺もびっくりしました〜同じような人がいてはるんや〜」とは清水さん

さて・・・貴公子難波弘之と紹介する三谷さん
実際知り合うまでは客席で見ていただけなんで・・・と三谷さん
知り合うまでは貴公子だったんですと言うとすかさず難波さん
「知り合ったら〜知り合ったら〜実はあやしい・・・」と難波さん
カンカワさんという方のモノマネをされてました難波さん
私、よく分かんないんで皆さん想像してみて下さいね。
ちなみにカンカワさんという方と難波さんは同じ年というと三谷さんはびっくりされてました。
カンカワさん話で「あの人は子供の頃から11PMでオルガンひいてたし・・・」と言われてました。

こういうユニークなメンバーでお送り致しますけどねと三谷さん

2曲目は I think I love you / esqアルバムKoo:Kanより
ギターはなかったけどバンドスタイルの音で聴くのは久しぶりでとっても嬉しい・・・・
生の音だ〜なんて普通の感想してるわ自分

パーカッションの中村さんがいるんで思い出したと三谷さん
TVでカラスの生態というのをしてて人間を襲う時があるらしい
3つくらい事例があって共通する所襲われた人はすべてラテン音楽を聴いていたらしい
それはなぜかというとラテンの音楽の中に入っているギロという楽器の音が
カラスの子供の泣き声に聞こえるらしい
カホーンの練習をしている時は大丈夫ギロの練習をしていると危ないと・・・

3曲目は想い出にかわるまで / スタレビシングル
ズンズンチャというリズムではじまる
なんかすこし違う雰囲気がでる
ベースとパーカッションが生で入るとまた違いますね
それに土岐さんのサックスが渋くて・・・・
とてもスローでシックな心地よいリズム感が何ともかっこよくステキです
ずっと聴いていたい感じ
三谷さんも歌い方が少し違うアレンジで歌われてました。
またひと味違う"思い出にかわるまで"・・・・でした。
やはりライブはCDとは違うアレンジで聴けるのがいいですね。

いろいろいろんな曲を考えてきましたとは三谷さん。
70年代から80年代の曲を今日はしてみたいと思います。と三谷さん

私などは洋楽あまり知らないんですがこの時代の音楽がお好きな方には、
たまらない選曲が多いのではないかと思います。
私などのように何も知らない者がこういう音楽を三谷さんから教えて頂けるということは
とてもありがたいことだと思っています。
実際聴いてみてすごくよくってやはり皆さんの好きなんだという気持ちが分かるように感じました。

4曲目はAfter the love has gone / Earth Wind and Fire
バンドの歴史を映したDVDが最近出たようですね
やりたいなと思いまして・・・・と三谷さん

この曲はかなり高音のボーカルがあるため三谷さんも歌うのはたいへんだったのでは
ないかと思ったのですがやはり三谷さんはカンペキですね〜。

難波さんのピアノソロがありステキでした。
この曲は聴いたことありますよ私でも。
スローなバラードですね
聴いていて心地よいですついついうっとりとしてしまいました〜。

第一部終了の最後の曲
5曲目は Celebrate / スタレビアルバムBrightest!より
いつも聴くようなCelebrateとは違いますので・・・・
すごい三谷さんもノッていてすごくお声も出てました
すべての方の演奏が白熱した感じ・・・もうステキとしかいいようがない
またお願いしたいです

第2部
さっきのコンガの話ですが・・・・
皮を持って帰ると飼っている犬が異常に喜ぶらしいですね〜
獣の匂いが分かるんですね〜だって

最初の曲は It's only love / esq自由の人アルバムより
すごくシックな感じの演奏で高音の難波さんのすべるようなピアノに
三谷さんのキーボードでやわらかい雰囲気
コンガの音が軽く響き三谷さんの透明感のある歌声といい感じ・・・・。
パーカッションの方は色々用意されていてキラキラと音がなる楽器も知らないんですが
よくパーカッションのとこにはありますよね。
いいタイミングでその楽器に手を伸ばし右から左へサラサラと撫でて音を鳴らして・・・キラキラと鳴る
ジングルベルによく鳴らすシャンシャンシャンという音とか・・・・
とてもいい雰囲気・・・・この曲もスローで雰囲気のよい感じでした。
ライブでしか聴けない音です。
難波さんのピアノもすごいです。

2曲目は Josie / Steely Dan
すごくかっこいい曲ですね
土岐さんからパーカッションの中村さんへ
難波さんのピアノから中村さんへとどうぞという感じでリレーでソロを・・・。
このあたりがすごくいい感じでした。
ソロが移るときに合図するとことか・・・・。
どの曲も三谷さんがまとめるように難波さんの所を向いて次に中村さんや清水さんの方にも顔を向け
土岐さんにも合図して最後手を上げて終わりますよと合図するように・・・・。
そしてジャンと終わるという感じ・・・・。
こういう姿を見るのも久しぶりのような気が・・・・
やはりバンドなんだと感じました。
私も今日はバンドスタイルのライブを見に来ているのだなぁと変な所に感動しておりました。

3曲目は、The In Crowd / ラムゼイ・ルイス Billy Preston 難波さん選曲
この曲のタイトルが少しあやふやなんですが・・・・
分かる人教えてね訂正します。
この曲はインストで三谷さんも演奏がメインで時々歌われたりしてても
ラララではないけれどそういったフレーズを
口づさむ程度のものでしたがとても演奏自体が白熱している感じでした。
聴きごたえあります。
少し途中で水を飲む三谷さん
後半は土岐さんのサックスが激しくかっこよく鳴り響くし・・・・。
演奏だけの三谷さんも激しくステキでした。

4曲目は 夏への扉 / 難波さんソロ
難波さんの「私も1曲歌いたいなということで・・・・」その一言で会場が"お〜"っとどよめき。
山下達郎さんが私のファストアルバムのために書いてくれた曲です・・・と。
難波さんの歌声はくせのない感じで初めて聴いた曲ですがすっとなじむ感じの曲で
三谷さんはコーラスにまわっていました。
三谷さんがコーラスにまわるのもひさしぶり。
なんだか得した気分。

楽譜が・・・・と三谷さん
楽譜が東芝EMIって入ってるそれに昭和だって・・・・とメンバー。
キングレコードで作ったのに東芝EMIって・・・とは難波さん
「自分のアルバムなんだから自分で歌え」と言われまして・・・と。
アレンジ変えたら達郎さんがこれはだめだと言われて・・・・自分のアルバムなのに・・・と難波さん。
でも結果よかったんですけど・・・なんて少しかわいいと思ってしまった(^^)
落語とSFが好きという話題がありました。
結構長かったな
分かんないんで省略(^^)すいません

5曲目はAnother Star / Stevie Wonder
聴いたことあるよ私でも
テンポがよくっていいですよねこの曲
今回のRAGはこういう演奏を生で聴けるということです。
すごくストレートに楽しく聴けるしベースの音がズンズンと体に響く感じが心地よいですね。
途中で会場みんなで合唱もしました。
ラ〜ララララァ〜ラァラララァ〜ララ〜
難波さんにソロをどうぞとひいてもらうそして三谷さんが土岐さんにどうぞと渡す
そしてパーカッションへ
三谷さんも全員客席にパーカッションの演奏が見えるようにステージ端へと移動。
三谷さんはキーボードの隣へしゃがみこみパーカッションのカホーン演奏に手拍子でのってました。

6曲目 All I Do / スタレビアルバムONE&MILLIONSより
サックスが入るこの曲もステキ
土岐さんらしいサックスの音色がよりいっそう盛り上げて下さいました。
またひと味違うものでした。
バンドスタイルで久しぶりに聴くこの曲もいいわ

三谷さんありがとうございましたと楽屋へ
メンバーはステージに残ってるのに・・・・
お〜いと三谷さんを呼ぶメンバー
ちょっと休憩したくてと三谷さん。戻ってくる
土岐さん休み時間長くないっすかとメンバーつっこむ。

ここからアンコールということになります。

7曲目はTHANK YOU / スタレビアルバムTHANK YOUより
全員で合唱もしました。
難波さんがコーラスしてましたよ。
ベースのソロやパーカッションのソロでは
三谷さんまたまたキーボードの端にしゃがみこみのっておられました。
かっこいいソロ演奏でした。
今日はバンドだからみどころたくさん作られていて
普段のものとはまた違うよさがあり楽しめました。

8曲目はSimple Song / スタレビアルバムSOLAより
最初難波さんのピアノのみで三谷さんが歌っていたとき
私は実は他の方がどんな風に聴いておられるのかなぁと
興味があり、土岐さんや清水さん中村さんを見てました。
とても真剣に楽譜をみておられて、そしてベースの清水さんなんかは
歌詞をフンフンとうなづきながら読んでおられたように思います。
そして全員で演奏
オオオオ〜とみんなで合唱もしました。
何だかしみじみと静かに感動の中終了しました。

今回のRAGライブはこんな感じでしたがイメージつかめましたか?
こんなレポですけど長々付き合って頂きありがとうございました。
また次回もこんなステキなRAGセッションを聴かせて頂きたいと思ってます。

そしてesqのライブしか行った事のない方へ
esq三谷さんのもうひとつの顔&ライブをぜひ一度ご覧にいらして下さい。
このレポの何十倍も感動することを間違いなしですよ(^^)
そんなたいしたレポじゃないが・・・(^^)

では来年もスバラシイライブをたくさん体験できることを願いつつ終わります
今年はどうもありがとうございました。
そして来年もよろしくお願い致します。

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