土岐英史 年末 3DAYS:1『Groovin' with esq』
メンバー:土岐英史(Sax)三谷泰弘(Vo)難波弘之(Key)清水興(B)マーティ・ブレイシー(Ds)
2012.12.28 京都RAG


土岐さんとの恒例の?(笑) 三谷さんとのセッションライブに行ってきました。
いろんな方とご一緒に演奏されたり歌われたりして、いつもと違う三谷さんが見れるので、毎回、楽しみにしてるのです。
意外なお話も聞けるので。。。
当日は、小雨がちらちら降っていて、ちょっと寒かったですが、お友達と昔の話などして盛り上がりながら、会場へ向かいました。
座席指定なので、割と集まりもゆっくりでしたが、開演真近になると、いっぱいの客席でした。

ステージの配置は、客席から見て、右の前に土岐さん、後ろにドラム、その隣にベース、中央に三谷さんのキーボード、
左前に、難波さんのキーボードその後ろに、ピアノといった配置でした。

最初にステージに、三谷さん以外の全員が現れ、2曲ほどインスト曲を。
途中で、ソロをまわしていく。
聴き応えのある演奏で、私などの素人が聴いても凄いなぁと思いました。
指裁きとか、見とれる場面もありました。
もっと、表現力豊かなら、もっともっと、お伝えできることがあるかと、思うのですが・・・。
そのへんは、他の方のブログなどチェックされてみて下さい。。。申し訳ないわぁ〜。。。
ああ、土岐さんが、三谷さんのキーボードを弾く場面は、圧巻でした。
三谷さんのマイクを、土岐さんに向ける、ベースの清水さんには、笑いましたが。。。
3人のプロと、一人アマチュアが入りますといって、キーボードを弾く土岐さん。
昔、ピアノを弾く土岐さんっていうのがありましたが、あの時は、ピアノへ向かうのに、その場所へ行けなくて
ピアノの下を、もぐって行かれた時の光景を、ふと思い出し、土岐さんの演奏中だというのに、笑ってしまいました。
こらこら。。。

3曲目からは、三谷さんが登場。
Looking for another pure love/スティ−ビ−ワンダー
こういう特別なライブの時は、歌ったことのない曲をセレクトすると三谷さん。
嬉しい選曲でした。
洋楽を、ほとんど聴いてこなかった私には、何でもありがたいです。
三谷さんの新曲を聴くような気持ち。
そして、オリジナルを聴いてみたりして、逆輸入のようなもんですね。
三谷さんも、そういう意図もあり、そうされているような話もされてました。
洋楽を聴いて来なかった人にも、よさを知ってもらってみたいな。
昔も、よく洋楽だけのライブを三谷さんされていたのですが、
私には、よく分からないと、始めから決め付けて、貴重な三谷さんの洋楽のライブに行かなかったことを、今頃、悔やんでおりますが。

4曲目、Heven't we met/ケニ−ランキン
初めてづくしで、これが一番苦労されて、練習もされたそうです。
ジャズ曲。
難波さんが、ピアノへ。
そんな曲も、無事、歌われて終わられたせいか、いつもの三谷さんに。
これが終わればこっちのもんだなんて。

5曲目
Killing me softly with her song/ロバータ フラック
これはもう、私でも知ってる。
優しい三谷さんの声に、酔いしれる曲ですわ。

MC
ここで、ひといき
話など入れてさらにリラックス。
ドゥーラグという物を、頭に巻いているという、ベースの清水さん。
ストッキングみたいな素材の頭にかぶるやつって言った後に、「変態じゃないですよ」って、大爆笑。
三谷さんも、手を叩いて大笑い。
それは、髪の毛が少なくなってきて、演奏していると、汗が目に入って演奏できなくなるらしく
汗止めになるとか。
アメリカ村でも売っているけど高いらしい。
通販でも買えるからとか。

それから、清水さんが昔、出演したTV番組の話へ。
You Tubeにも、3つに分けてアップされている貴重な映像。
放送禁止06ライブで検索すると出るそうです。
ミュージシャンだけで、番組制作の裏側みたいな内容で、コントをするという。
「イルカ オルカ 物語」を作ると言う話から、忌野清志郎さん扮するスポンサーが
音楽番組に無理やり変えるという話になる展開。
タイトルが、レッドホットチリペッパーズと、横山ホットブラザーズを足して
「横山ホットチリブラザーズ」で行こうとか言い出したのは、放送作家役の中島らもさんとか。。
何だか訳の分からない展開に、三谷さん、会場も大爆笑の渦に。。。

昔のアップダウンクイズも、そのメンバーでするとか。
司会者、小池清さん本人、問題出すお姉さんも本物の佐々木美絵さん、セットも本物で。
懐かしいわ〜

出演は
ベースの清水さんは、会議進行役で
忌野清志郎さん 番組のスポンサー役、建設会社の御曹司で、わがままな役
中島らもさん 放送作家役
野村義男さん ジャニーズにいた、あのたのきんトリオのよっちゃんですが、営業局長役
石田長生さん 制作局長役
有山じゅんじさん 制作局次長 
他に、羽野晶紀さんや、南光さん、ちわきまゆみさん
それに、歌も1曲だけ
「BOYS」
忌野清志郎&リクオ&06バンドにて
制作は、毎日放送でした。
ベースの清水さんの若い頃の、カッコイイお姿に感動。
今は、渋い。。。。

6曲目
Hello It's me/トッドラングレン
7曲目
悪意Evileyes/esq自由の人
ソロまわしが、凄くかっこよかった。

休憩

8曲目
黄昏のビギン/水原弘
ベースとドラムは、おやすみ
「上を向いて歩こう」という本を読んで、どうしてこの曲が出来たのかとか、エピソードなど書いてあり
その中に、この曲の紹介が載っていて、三谷さんが聴いてみたらよかったので、歌いたいと選曲。
ちあきなおみさんも、歌っていたらしい。
「黒い落ち葉」のカップリング
土岐さんのサックスも、縦長の物に変えていた。ソプラノサックスで合ってるかな?

9曲目
I'd Rather/ル−サ−ヴァンドロス
以前、一緒にやって、今は亡くなった、ドラムのモンローさんとの曲をふたたび。
新しい出会いに、これからの展開を、楽しみにしていた矢先に、事故で亡くなられて。
彼のことを思いながら歌いたいと三谷さん。
当時、もちろん参加していて、凄く気さくな黒人のドラマーだった方。
私もよく覚えています。
今回も、偶然に、ドラムの方が黒人さんで、朗らかな方で、風貌も似た印象の方だったので、何だか一緒に演奏されているような感覚に。
三谷さんの歌声も、しっとりしていて、感情がこもっていて、ぐっときました。
そういう選曲をする三谷さん、更に素晴らしいと思いました。
自動コーラスの機材も活躍。

10曲目
レッスン1/インスト曲
11曲目
インスト曲
難波さんピアノへ移動

12曲目
最後は、盛り上がって行きたいと思いますと三谷さん。
自動コーラスも
On Broadway/The Drifters
各楽器のソロもふんだんに取り入れて、大迫力。
自然に体が動く動く。
手拍子も、痛くなるわ 笑
ベースのソロの時、三谷さんが、後ろの清水さんが見えるようにと、限界まで頭を下げて演奏する姿に感動。
ドラムのブレイシーさんも、何やら言葉を発しながら、迫力あるドラムを。

13曲目
Got to be real/cheryl Lynn
盛り上がりも最高潮。
三谷さんの歌にも迫力で圧倒されました。

14曲目
Baby swing/スタレビ FACE TO FACE
わぁ〜これですか。ここで・・・。
かっこよすぎじゃあ〜りませんか・・・ふる〜・・・。
大阪のギャクで、失礼。
いや〜よかったよかった。
汗かいた。


アンコール
15曲目
夜間飛行/スタレビ Thank you /esq In Motion
大合唱
楽しい楽しい・・・・・・・・。
難波さんが、ピアノへ。
何だかいつもよりこの曲、ジャズっぽく聴こえる。
ピアノのせいかしら・・・不思議。。。
小粋な感じに聴こえるんですけど・・・・・。
演奏が終わると、土岐さんと二人だけステージに残る。

16曲目
Stay My Blue/スタレビ Rendez-vous/esq Sing A Ring
土岐さんとのセッションでは、かなりの頻度で登場する曲。
少し、三谷さんの方を向いて、縦長のサックスで演奏する土岐さん。
しっとりと歌う三谷さん。
照明が二人を照らすと、何だか違う世界を見ている気持ち。
本当に幸せだなぁ〜と感動する。
こうしてあっという間に終わった。

また来ます。そう心でつぶきながら会場を後にした。
なかなか、その夜は眠れず、いつ寝たのかもよく分からん。

こんなレポですが、長々と読んでくださった皆様、ありがとうございます。
参加出来なかった皆様の、ちょっとしたお手伝いが出来ていたらいいな。

追伸、
当日、こんな方も来られていて、ちょっと興味があったら見に行かれてみてはとご紹介。
DSA第33回 チャリティー絵馬展にて、三谷さんのサイン入り絵馬が展示されています。
期間、1月6日から14日
場所 京阪シティモール天満橋 2Fレストスペースにて