The Duo Live 2011
Vocal esq 三谷泰弘  Sax 山本公樹

2011.9.3  大阪 心斎橋 JANUS

この日は、台風が接近。
もう数日前から、イライラ、もやもや、やきもきしながら当日を待ちました。
遠方からお越しのお友達が、来れなくなったり・・・。
何とも複雑な心境の中、会場へと向かいました。
会場は、今回初めての場所で、ビルの上の方にあり、新しいみたいな綺麗な場所。
入場すると、調理したり、ドリンクを受け取るコーナーがあり、ライブ会場は、映画館のような扉を閉めると、ちゃんと仕切られる形になっています。
会場の中は、正方形の机に、4人座る形。
端には、少し高いカウンターにあるイスのような座る所に、また机があって4人で囲む感じ。
結構広くて、ステージも、少し高い位置にあり、当日のセッティングも、右から山本公樹さん
中央にピアノ、左にキーボードと、余裕の配置。
照明や、ミラーボールも、完全配備。
何だかホール並みの装置で、非常に楽しみになりました。
三谷さんの服装も、長袖に。
白いシャツにベストを羽織っておられました。

以下

一部、前回の感想とだぶりますが、書いていこうと思います。

1.しじま -Silence of the night-/esq Sing-A-Ring
この曲から始まるのは、何ともステキな選曲。
しばらく、三谷さんだけのソロで始まりました。
綺麗に透き通った、いつもの声。
ほっとします。
間奏から、公樹さんの演奏が入ります。
自然に流れるように、盛り上げていかれます。

2.抱きしめよう/esq ジャンボリー
ギターの音色で、キーボードを弾く三谷さん。
もう定番っと言った感じですね。
綺麗な長い指が、スラスラとキーボードの上を滑るように弾かれます。
本当に、肌が白くてきめ細かいので、男性にしておくのがもったいないくらい・・・。
いやいや、三谷さんは、男性でなきゃダメですね。失礼。。。笑

3.It's only love/esq 自由の人
公樹さん、フルートに持ち変える。
ボサノバ風のアレンジ。
凄くオシャレ。。。
ところどころで、指をならす三谷さん。
凄くかっこいい。
公樹さんのフルートのアレンジも、とても綺麗で、スルスルとフルートの上を指が流れる。

MC
台風が来ていることを考えて、前日には大阪に移動されていたお二人。
さすがだなぁ〜と思いました。
来てるなら、教えてくださればいいのに・・・。
当日も、新幹線が動いているか、携帯から何度もアクセスしてしまいました。

前日の移動は、それぞれ別々に来られたようで、山本公樹さんは、今日は移動するだけだからと、新幹線の中、ワンカップ大関を飲みながら来たそうです。
おじさんみたい・・・笑、と思ってしまった。。。失礼。
そして、新幹線の喫煙ルームで、反町隆史さんに会って、彼から挨拶をされ、公樹さんも、挨拶をされたそうです。
そして、三谷さんと大阪で会って、夜中2時まで飲んでおられたそうです。

4.Spread our love/esq Sing-A-Ring
機械の操作をする三谷さんの指先。
自動コーラスも使いながら、公樹さんも時々コーラス参加。
公樹さんのソロ。
途中、洋楽をはさむ。
Groovin'/The Young- Rascals

三谷さんのパーカッション、筒状のシャカシャカ音がする楽器で。
今回は、お初のアイテム。
ハンドラットル。これ。見た目、大きな松ぼっくりかと思った。笑

5.こんな夜は/esq Koo:kan
サックスのソロがいい。
初めは、三谷さんがしっとりと弾き語り。
途中から、ボサノバ風にアレンジされる。三谷さんの弾き方が凄くいい。
「ボクのこと愛してるの」囁くように歌う三谷さん。一瞬演奏の指を止める。
ふたたび弾き出して、次へテンポが変わる前、声にならない声でリズムを取るように
一瞬ウンっとうなるように一拍置いて、歌いだす。
そのしぐさにドキドキ。。。
歌のラストに、ハンドラットルを、カラカラとさせる。
実にステキなアレンジ。
大阪では、後ろからライトが照らされ、とても幻想的でした。

6.微睡み -Dream land-/esq Tailor-made
途中、自動コーラスを入れながら、穏やかに歌う三谷さん。
それを盛り上げる公樹さんのサックス。
心がゆったりとする。
とても気持ちのいい曲。
大阪では、後ろの幕に、流れていく川のように
、細かいライトの模様が照らされ
とても幻想的で
綺麗でした。
分かりますかねぇ・・・表現が難しい・・・。

7.恋しくて/esq The City
ピアノで歌う三谷さん。
途中から、公樹さんの演奏が入る。
暖かい気持ちになる。

MC
大阪での思い出話。
初めて大阪に来ての最初の仕事は、ナショナルショールームでのライブで、初めて「オラが鎮守の村祭り」を演奏したそうです。
当時は、大阪のライブが多くて、大阪の正雀に住むスタッフの家に泊めてもらい、そこからライブへ出かけたそうです。
ライブ後は、銭湯に行くのに時間が間に合わなくなると、寺田さんを銭湯に入れて、メンバーが来るまで、閉めるのを待ってくれと頼んでもらい、急いでスタッフの家へ戻り、着替えを持って銭湯へ向かったそうです。
三谷さんいわく、「寺田より、交渉能力に長けたのがいたのに、やはり、あの真面目な性格の彼なら、仕方がないなと、待ってくれてのかも」なんて、言われていました。。。笑

正雀の祭りにも出たとか(私の記憶ではたしか、摂津まつりのことだと、思われます・・・笑)
横山やすしさんが、地元の有名人として出ていて、おしゃべりをされていたそうです。

大阪には、カルチャーショックを受けまして・・・っと三谷さん。
当時、MBSヤンタンで、呼ばれたりした時に、そこの喫茶店で「レイコー」っというお品書きを見た時のことや、初めて「牛すじ」を食べたことなど、話をされました。
ちなみに、「レイコー」とは、冷たいコーヒーのことですから。笑

スタレビ時代の懐かしいナンバーから・・・

8.Be Your No.1/スタレビNight Songs
ボサノバ風アレンジで。

9.Dreaming Again/スタレビSOLA
凄く雰囲気があるんですよね。この曲。
三谷さんも、感情こめて弾き語り。
公樹さんのサックスも、凄く迫力ありました。
大阪では、後ろに、ブルーの照明が照らされ、曲のイメージを盛り上げます。

この曲が終わり、山本公樹さんが、三谷さんにタオルを渡しステージから居なくなりまして、
そうとは知らず三谷さんは、MCを続けておられましたが、公樹さんとの出会いを話され、紹介しようと公樹さんの方を向くと・・・アレ・・・。
ちょっと、戸惑う三谷さん。
「トイレでも行ったのかなぁ・・・」って、おいおい・・・。笑
どうやら、進行を間違っていたみたいです公樹さん。。。。。。
三谷さんは、戻って来るまで、それからMCを続けられました。

この前、京都RAGでセッションした、セシル・モンローさんが、水難で亡くなられたこと。
土岐さんが、本当にいい奴なんだよと、紹介して頂いたばかりなのにと。
土岐さんも、かなりのショックを受けられたご様子。

それから、最近、大好きになって聴きまくっていた方が亡くなられて
大変ショックを受けた話もされていました。
rei harakamiさんっという方。
開演前には、会場にその方のアルバムを流していました。

それから、 三谷さんが、大好きだったAndrew Gold
亡くなられたそうで、歌われました。
有名な曲として、少しだけ、ロンリーボーイを、歌ってくださいました。

ここで、やっと山本公樹さん登場。
やはり、間違えていたご様子。。。

10.Never Let Her Slip Away/Andrew Gold
ここで、正式な退場の公樹さん。。。笑
人騒がせなサックスフォンっと、三谷さんに言われることに・・・。笑

カバー曲リクエスト

11.You Still Believe In Me/ビーチボーイズ
12.Laughter In The Rain/Niel Sedaka

13.Lost/esq The City
機械のつまみを細かく操作しながら歌う三谷さん。
また指先見つめてしまった・・・。笑
うっとり

14.Ride on a bus/esq ジャンボリー
ここからは、盛り上がりましょうと三谷さん。
公樹さんのコーラス付き 笑
公樹さんのソロでは、三谷さんパーカッション。
シャカシャカとカラカラと二つ使う。

15.Danger Lady/スタレビ Rendez-Vous/esqもっとそばにカップリング
三谷さん、ピアノで。
凄くかっこいい。
いつもなら、口でなにやらサックスらしき音階を口ずさむ三谷さんですが
今回は、公樹さんにおまかせ。
公樹さん、かっこいい。。。

16.Love goes on/esq Gems
アレンジが、ボサノバ風。
ギターの音色。
途中、パーカッションしながら歌う三谷さんが、迫力。
これは、CDのバージョンとは違い、とても気に入ってしまった。
みんなに聴かせてあげたいアレンジ。
三谷さんって、凄いと思う。
自由自在にアレンジ出来ちゃうんですね。
音楽の魔法使いのようだ。

17.Melody/esq One And Only
いつ聴いても盛り上がる曲。
会場がひとつになる。
ラストに、シャカシャカとカラカラと二つ鳴らして終わる。
もう興奮が冷めやまない、アンコールの手拍子にも、力が入る。

アンコール
18.Cruisin' Night/One & Millions
19.夏の終りに/スタレビRendez-Vous
ほほ・・・久しぶり・・・大好きな曲です。
ピアノでの演奏もいいですね。

ふたたび山本公樹さんを呼ぶ三谷さん。
「さっき、忘れてた」っと山本公樹さんに聞く三谷さん。
「こんなことで、へこたれる私ではない」なんて言われてました。笑
ソロになって15年。
同じメンバーでやって来れたのは、凄いことだと、山本公樹さんと飲んだときに話したそうです。
esqは、もともと、バンドではないのでと三谷さん。
本当にそうだなぁっと、私も思いました。
最近は、飯塚さんも忙しく活動されていて、なかなかレコーディングも出来ない状態だったのに、ちゃんと皆さん、スケジュール調整もされて、15周年のDVDを出すことも出来て、三谷さんの人望の厚さの賜物ではないかと、つくづく感動します。
これからも、変わらないメンバーで、ずっと活動されることを期待せずにはおられませんね。
私も、そんな三谷さんに、ついて行きたいと、強く思います。

20.One And Only/esq One And Only
最後に、会場いっぱいに、ミラーボールがまわり、とても美しい三谷さんの声と、公樹さんのサックスに酔いしれてライブが終わりました。
今回のライブ、本当にアレンジが天才的。
何か、形に残して欲しい、そんなライブでした。
是非一度、esqの世界にいらしてみて下さいね。
オススメです・・・。


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