本気でAOR Nightツアー

メンバー

増崎孝司 -Guitar
種子田健 -Bass
小笠原拓海 - Drums
宮崎裕介 -Keyboards
友成好宏 - Keyboards
中島オバヲ -Percussion
竹上良成 -Saxophone,Flute
三谷泰弘- Vocal

2017年 2月 7日 場所:福岡 Gate's7 
2017年 2月 8日 場所:広島 Live Juke
2017年 2月 9日 場所:京都 RAG
2017年 2月10日 場所:名古屋 BOTTOM LINE 

待ちに待ったAORのツアーでした。
キーボードの安部潤さんは、今回欠席。
代わりに若い方が。。。
宮崎裕介さんと言う方が参加。
私は、頑張って広島以外、参加しました。
お友達によると、若い方々が来ていて、盛り上がったらしい。
どなたのファンなんだろう。。。笑
どこの会場も、同じくらいの盛況ぶり。。。
次回も期待できると思っていたら、増崎さんが、「9月頃、またツアーしたら来ていただけますか~」なんて。
いくいく~♪って感じ。。。笑
三谷さんは、まだ決まってませんだって。。。笑
実現したらいいな。
次回は、大阪も入れてね。
各地で思った感想を書いてみる。
最初に申し上げたいことを。
私は、洋楽自体をあまり知らないし、楽器もやらない。
なので、その辺は、ご容赦ください。笑
その変わり、こんなことしてたとか、こんなこと言ってたよとか。
出来るだけ見たこと、感じたことを書きます。
そして、三谷さんのファンなので、他の方の感想は、モレがあります。
その辺も、ご容赦くださるとありがたいです。笑

それでは。。。
まずは、福岡。
会場が広いの。
ゆったり座れたし、ステージも広い。
九州方面のお友達とも、たくさんお会いできました。
皆さん、いつも東京で平日というこのライブ、行きたいけど行けないと嘆いておられましたから。
自然と期待度が高まりました。
福岡では、ラジオで、電話出演した三谷さん。
そのDJの方も、見にいらしてました。

京都。
いつもは、テーブルがあり、ゆっくりとお食事しながら、始まるまで雑談するのに
今回は、一列にイスがぎっしり。
70席以上は、並んでいたかな。。。
最初に、飲食代金を支払い、カウンターで、食事とドリンクを頼むシステム。
前回、難波さんと三谷さんの、ツインピアノライブの時と同じ状態。
凄い満席状態で、席ではゆっくり食事できないので、カウンターで立食。
関西の友達は、ほとんど来てたかな。
やはりここでも、平日に東京まで行けないので、この日を楽しみにしてたみたい。

名古屋。
ここもホールのように大きな会場。
ステージも大きい。
前の左手のテーブルについて、ドリンクを頼み、おしゃべり。
かなり仕事帰りの男性が多い。
同じテーブルで、雑談しているのを、少し耳をダンボにして聞き入ると
時々、「三谷さんが・・・」
その声に、さらに聞き耳を。。。笑
男性が、三谷さんの話をするのは、珍しいので。。。
なになに。。。
きこえないぞ。。。笑

そんな中、ステージが始まりました。

01. Low Down / Boz Scaggs
三谷さんのコーラスの機材が大活躍で。
渋い曲からスタート。
最初のベースの音が特徴。

02. Who's Right,Who's Wrong / Pages
3枚目のアルバムで、日本では、評価が高いと三谷さん。
しっとりと。。。
コーラスの切り替える三谷さんの指先を、見てしまう。

MC
業界では、噂になったとか。。。
セッションライブでツアーに出るとは無謀だと。
本当にやるのかと、かなり注目されているそうです。
今回は、予算の関係で、早めに安い飛行機を抑え
九州から、新幹線で北上するパターンだと。
8000円の飛行機とか。笑

03. Cryin' All Night / Airplay
軽快にはじまる、かっこいい曲だなと思った。
私は、洋楽聴いてきてないので、毎回、新鮮で、三谷さんの新曲かなと思ってしまうくらいですから。。。
京都では、ギターとsaxが見つめ合い演奏。
増崎さんを見て笑う友成さんが、ツボでした。笑

04. Antonio's Song / Michael Franks
シャカシャカと鳴らしながら、しっとりと歌いだす三谷さん。
シャズ的な曲という。
友成さんのキーボードソロや、竹上さんのsaxが盛り上げる。

MC
メンバー紹介
AOR世代の話。
基本的なことがらから
年代別に、メンバーを分ける三谷さん。
第一世代は、友成さん、三谷さん、増崎さん、中島さん
リアルタイムに聴いて育った世代だとか。
第二世代は、種子田さん、竹上さん
第三世代が、小笠原さんだという、
リアルタイムではないけど、彼の先生が、第一世代で色々教えてもらったらしい。
今回、新たに参加されたキーボードの宮崎さんは、何世代?
若い方だから、第三?

いつも話が出る。
本気でAOR NIGHTでの、AORの定義について
1976年から1983年までの7年間、おもにアメリカで流行った
1976年、Boz Scaggsのアルバムが出た。
とても都会的で、オシャレな大人、ゴージャスな感じ。
スーツなど着て、アルバムのジャケットも、オシャレなんだとか。
なぜ1983年までなのかと言うと、ドラムのリズムが打ち込みになっていったこと。
リンドラムと言う機械の登場。
生演奏が、次第に少なくなっていったとか。
昔は、スタジオミュージシャンが一番偉かったらしい。
当時は、カフェバーという場所があって、フラミンゴのオブジェと
ヤシの木が、何故かあったりしたらしい。笑
そこで、笑えるのは、第一世代とか。

小笠原拓海 - Drums
山下達郎さんのバンドで、三谷さんと一緒に参加。
AORの年代別に分けると第3世代だという。
第一世代の先生から、AORを学んだパターン。
音楽を始めたきっかけは、GLAYとか。

種子田健 -Bass
最近の人のいろんな人のサポートをしているらしい。
第2世代という。
後からAORに目覚める。

友成好宏 - Keyboards
リアルタイムに楽しんでいた第1世代。
三谷さんより1つ上らしい。

竹上良成 -Saxophone,Flute
TVを見ていてホーンセクションの中に、必ずいる方とか。

宮崎裕介 -Keyboards
今回、安部潤さんが不参加で、この方にお願いしたという。
まだ若い。
何を聴いていたんですか?との問いに
「TOTO」ですと答えていた。

増崎孝司 -Guitar
このライブの言いだしっぺの方とか。
第一世代。

中島オバヲ -Percussion
第一世代。

三谷泰弘- Vocal
このライブでもっとも必要な方と増崎さんにいわれる。
スターダストレビューで、81年から94年までキーボードとアレンジ担当していた。
95年から、ソロプロジェクトesq(エスク)として活躍。
現在、山下達郎さんのツアーでは、コーラスを担当。
その合間に、esqのツアーも各地でおこなう。

05. Mornin' / Al Jarreau
このAORの目黒のライブの前日に、亡くなられた、Al Jarreau
凄くショックを受けたと三谷さん。
宮崎裕介さんのキーボードの音が、かわいい。
この歌詞の意味を語る三谷さんが、いいなと思った。
And touch the face of GOD
まさに、今、神様の顔に触れられているのかとって言ったかな。。。
天国に旅立ったと。

京都で、男性のお客さんが、三谷さんの解説にふんふんうなづきながら聞いていて
本当に好きなんだなぁと思った。
曲が始まると、お~と歓声をあげていた。
いつもこのライブでは、男性の反応が楽しい。
一音鳴るだけで、反応する、イントロクイズみたい。
これをやってくれるのかって。
終わった後も、凄い喜んで歓声をあげる方も。
それぞれ、お気に入りのアーチストがいるのか、視線はバラバラ。
三谷さんは、それがまたいいらしい。笑

06. Livin' It Up / Bill LaBounty
自分の名前をアルバム名にするのは、勝負をかけた時だとか。

07. Arthur’s Theme / Christopher Cross
三谷さんのコーラスの機材と、凄く綺麗に、ハモッていた。
竹上さんのsaxが綺麗に入る。
凄く三谷さんに合ってる曲だなぁと思った。

08. Twilight Zone / Manhatten Transfer
中島オバヲさんのセレクト曲。
楽しそうだった。。。中島オバヲさん。
ちょっと大変な曲と三谷さんが、細いマイクを取り出し、キーボードの機材へ取り付ける。
昔、スターダストレビューに在籍していた時に、マンハッタントランスファーの前で
アカペラを披露したことがあったとか。
なんかニヤニヤされたらしい。。。笑
竹上さんのフルートが、不思議な音を出すと
SFぽい雰囲気に。。。
三谷さんが、おもむろにマイクに向かい低音で英語を。。。
声が機械的になってて、不思議。。。
そして、歌になると、いきなり高音でたたみかけるように激しく。
おお~ってなる。
かっこいい曲。
間奏になると、また、マイクに向かい、低音で何やら英語を呟く。
おもしろいなぁと思った。
お気に入りになってしまった。。。
なんてかっこいいんでしょ~。。。笑
後ろの席で「レベル高いわ~」という声が。。。

ここで一旦、休憩が入った。
名古屋では、増崎さんと中島さんが、Tシャツを販売。
仕事終わりに来た男性が、お疲れ様ですと、友人と思われる方の席へ。

「カリフォルニア~っと声をかけて下さい」と増崎さん。
「分析してないで、盛り上がりましょう、女性の歓声より、男性の掛け声の方が
血が騒ぐ、よっ!とか。。。」っと。。。笑

09. What A Fool Believes / The Doobie Brothers
esqの三谷さんのライブでもよく歌う、お馴染みの曲。
こういうの入っているとうれしい。

10. Phantom Of The Footlights / Full Moon featuring Neil Larsen & Buzz Feiten
友成さんのキーボードソロが入る。
増崎さんのギターソロが入る。
原曲どおりに、唸りながら歌う三谷さんが、かっこいいし、
細かくコーラスが入るのが、とてもいい。

11. Peg / Steely Dan
ギターソロが凄くかっこよかった。
この曲も好きだ。
何人ものギターリストにソロを弾かせてボツにしたらしい。
ジェイグレイドンのテイクがOKになったとか。
凄く難しいギターソロを、増崎さんが、華麗に再現する。

12. Hard To Say I'm Sorry / Chicago
綺麗なバラード曲。
素直になれなくて。
邦題がすぐ出てくると三谷さん。
ミラーボールまわって、凄く三谷さんに合ってるなと思った。
増崎さんが、ニコニコしていた。

名古屋では、食べログの会員だという種子田さん。
メンバーを色々、連れて行ったとか。
三谷さんは、途中で帰った。
最後まで付き合うのは、竹上さんと小笠原さん。
おかげで2キロ増えたと竹上さんが、お腹をポンポンと。。。笑

MC
本気でAOR NIGHTは、名前のとおり
原曲の素晴らしさを伝えるために、何もアレンジを変えず
キーも変えず
そのままの状態で、表現する。
曲自体がとても完成度が高く、アレンジも、演奏も、歌も素晴らしいのだと。
AORを広めていきましょうと増崎さん。
Tシャツも買ってねって。。。笑
街中で見かけたら、同志だと。
これからの季節にピッタリとのことでした。笑
後半は、盛り上がっていきましょうと。

13. Rosanna / Toto
小笠原さんがカウント。
わ~。。。
これも好きな曲。
途中でテンポが変わるとこも、かっこいい。
指をならすとこも。
友成さんのキーボードが、華やかになるのも。
そして、増崎さんのギターが。。。
三谷さんの声も好きだし。

14. Do You Love Me / Patti Austin
なんかディスコみたいですね。
ウキウキしてきます。
saxの音色が華やかで好きです。
そして、ベースソロがかっこいいね。
種子田さんいいわ。。。

15. Private Eyes / Hall & Oates
みんなで手拍子そろえるの楽しい。
ラジオで流れてきたら、ん?三谷さんが歌っている?
なんて思うほど、声が。。。

16. Sun Goddess / Ramsey Lewis featuring Earth, Wind & Fire
シャカシャカ鳴らしながらコーラスみたいに歌う三谷さん。
それぞれのソロがはじまる。
三谷さんは、ステージを降りる。
友成さんのキーボードソロからスタート
流れる指先を見ていた。
竹上さんのsaxソロ
宮崎さんのキーボード
増崎さんのギター
中島オバヲさんのコンガ
種子田さんのベース
小笠原のドラム
どれも迫力があって凄かった。
言葉では言い尽くせない感じ。。。
三谷さん戻る。

本編終了。
拍手と歓声が凄い。

アンコール
本日は、本当にありがとうございました。
       
17. Special To Me / Bobby Caldwell
最後は、両手を振りながら聴いた。
たのしいな。。。
もう終わりなのかと、少し切なくなりながら。。。

18. I Just Wanna Stop / Gino Vannelli
いつも最後はこの曲と。
今回は、撮影してもいいと、宣伝して欲しいと。
動画もいいよと言われたので撮影を。
ありがたい。。。
福岡の時は、間違えて最初からやり直す三谷さんがかわいい。

次回まで、これ見ながら待ちたいと思います。
22時16分終了。

本気でAOR Night
2017年2月13日(月)
場所:目黒 BLUES ALLEY JAPAN 

東京だけは、別プログラムありました。
その部分だけ感想を。。。

第1部
開場17:30/開演18:30

01. Cryin' All Night / Airplay
02. Who's Right,Who's Wrong / Pages
03. Mornin' / Al Jarreau
04. Antonio's Song / Michael Franks
05. What A Fool Believes / The Doobie Brothers
06. Hard To Say I'm Sorry / Chicago
07. Do You Love Me / Patti Austin
08. Ai no Corrida / Quincy Jones
これって、AORだったんですか~って感じで、楽しく聴けました。
ディスコタイムって言われてましたね。
夜しかできない曲とか。。。笑
間奏のボイパもかっこよかった。
三谷さん、激しかったですよね。

09. Georgy Porgy / Toto
これって一番好きかもしれない。
洋楽を聴いて来なかった人が、一番知ってる曲かも。

ソロ回し曲
皆さんの実力を見せつけられる瞬間。
ただただ唖然。。。
セッションでは、これ重要かも。。。
一番の見どころよね。。。

三谷さん退場し。
宮崎さんのキーボードソロからスタート
友成さんのキーボード
増崎さんのギター
竹上さんのsaxソロ
種子田さんのベース
中島オバヲさんのコンガ
小笠原のドラム
三谷さんも、戻ってくると、声でアピール熱唱する。

ものすごい歓声と拍手に包まれる。

アンコール

10. Ride Like The Wind / Christpher Cross
後追いのコーラスが、いいね。
間奏のとこも、軽快なコーラス入り。
中島オバヲさんのコンガが心地いい。

11. You Can Have Me Anytime / Boz Scaggs
ラストのバラード
これも好きですね。
三谷さんにぴったりって、こればっかり。。。笑
11曲と少な目なのは、2部、入れ替え制の為。
次の回は、21時27分開始。


第2部
開場20:30/開演21:15
少し、業界の方々が。。。

01. Low Down / Boz Scaggs
02. Come On Home / Pages
saxからしっとり入る。
とてもゆったりした気分になる。

03. Mornin’ / Al Jarreau
04. Phantom Of The Footlights / Full Moon featuring Neil Larsen & Buzz Feiten
05. Livin' It Up / Bill LaBounty
06. Twilight Zone / Manhatten Transfer
07. Peg / Steely Dan
08. Rosanna / Toto
09. Ai no Corrida / Quincy Jones
10. Sun Goddess / Ramsey Lewis featuring Earth, Wind & Fire

アンコール前の時間 23時05分

11. Special To Me / Bobby Caldwell
12. I Just Wanna Stop / Gino Vannelli

すべてのライブが終わった。
乾杯をするメンバーの姿が見れた。
飲食代の精算を済ませた人が、駆け寄ってサインなど求めている。
三谷さんのまわりには、若いミュージシャンの方なのか、コーラスの機材について
質問をしていた。
三谷さんが「ジハモは。。。」っという声が聞こえる。
私は、その隣を通り、お手洗いに。。。
こんな光景を見れるのも、ライブハウスならではかな。
メンバーの皆さんは、いろんな人に声をかけられ、
バレンタインデーが明日ということで、たくさんのチョコをもらっていた。
三谷さんも、いっぱい持ってた。
鼻血出さないように、気を付けてください。笑

このライブは、AORが好きな皆さんには、とても夢のようなライブ。
私のような、あまり聴いてこなかった皆さんにとっては、
三谷さんが丁寧に解説して下さるので
曲の良さが理解しやすくて、とても親切なライブ。
AOR好きな方にとって、ここは、退屈だと思う解説も、
まあ、私のような者の為に、少しだけご容赦下さい。笑

レポ的には、こんな感じでいいのかなと。
詳しい音楽的なご感想は、他の方におまかせ。
あまりマニアック的な話題も出来ないし
私は、ただ単純にライブを見て楽しむって感じでいいと思っています。
これからも、そんな感じで書いていきたいと思いますので
お暇な時間にでも、読んで頂けると幸いです。
行けなかった皆さんに、少しでも、雰囲気を、味わて頂けたならいいな。。。

次回も何やらツアーあるのかなという感じ。
今から待ち遠しいです。
土曜日には、三谷さんのesqチャットがあるので、色々聞けたらいいな。

長々と、読んで下さりありがとうございました。
次回、参加したいなと思われたら、とても嬉しいです。
頑張って参加してよかったなと思うライブでした。