著書リスト


B019 永田洸大, 本間俊雄 (APR.2021)
ソフトコンピューティング - 工学的基礎および建築、ロボット、航空宇宙、交通への応用 -, 日本計算工学会編, 丸善出版 ISBN: 978-4621306123
第1章 要素技術, 1.4発見的手法, pp.21-27(7 pages)

 概要  
ソフトコンピューティングの工学へ応用するための基礎および建築・ロボット・航空宇宙・交通分野への適用例を解説している。この中で要素技術としての発見的手法である群知能解法の代表的なPSO(粒子群最適化), ABC(人口蜂コロニー), FA(ホタルアルゴリズム)を説明した。


B018 和田大典, 本間俊雄 (MAY.2020)
構造最適化の最近の発展と設計への応用事例, 日本建築学会編, 丸善出版 ISBN: 978-4818906587
応用力学シリーズ14, 7章, pp.88-102 (15 pages)

 概要
構造最適化技術を用いた構造形態創生を一般構造と張力構造の2つに分類し、それぞれの応用例を説明し、実物件への適用を開設した。


B017 本間俊雄 (DEC.2017)
空間構造の数値解析ガイドブック』, 日本建築学会編, 丸善出版 ISBN: 978-4818906433
T.基礎編 4.3.3応力変形解析(pp.269-283), 4.4.1膜構造の形状・裁断図同時解析(pp.284- 306), 4.4.2変動風速データを用いた膜の付加質量効果(pp.307-319), U.実践編 4.3膜構造の形状・裁断図同時解析と試験体による定性的形態確認(pp.376-387)
(63 pages)

 概要  
空間構造の解析では、重層骨組構造とは異なる構造的特性を十分理解し、解析目的に応じた適切なモデル化と解析手法を選択する必要がある。本書は、2001年に出版した空間構造のガイドラインのリライトと最新の理論の考え方を解説し、基礎編と実践編に分けて示している。この中で、張力構造の解析方法について解説した。(総ページ数 407)


B016 本間俊雄 (MAR.2015)
建築・都市・環境デザインのためのモデリングと最適化技術』, 日本建築学会編, 丸善出版 ISBN: 978-4818927582
第11章, GAとSIによるシェルの構造形態創生,
pp.143-160(18 pages)

 概要
シェル構造の形態を決定するための数値解析手法として、自律的に多様な解を探索する遺伝的アルゴリズム(GA)と群知能解法(SI)を解説し、具体的な数値例と多様性の意味を説明している。


B015 大崎純,本間俊雄 (OCT.2013)
例題で学ぶ建築構造力学2 不静定構造力学編, コロナ社 ISBN: 978-4339052480

本書では不静定構造を解くための方法を,ストーリー性をもたせて,例題を通じて学べるように解説した。自習用としても使えるように,数式を並べるのではなく行間を埋めるような説明を加えている。

B014 大崎純,本間俊雄 (MAR.2013)
例題で学ぶ建築構造力学1 静定構造力学編』, コロナ社 ISBN: 978-4339052367

本書では静定構造を解くための方法を,ストーリー性をもたせて,例題を通じて学べるように解説した。自習用としても使えるように,数式を並べるのではなく行間を埋めるような説明を加えている。

B013 本間俊雄 (MAR.2009)
実践 建築・都市・環境のためのソフトコンピューティング』, 日本建築学会編, 丸善出版 ISBN: 978-4818927575
第3章 確率論的探索, 多様性を考慮したGA系解法 単一目的と多目的最適化問題の優良解,
pp.89-104 (16page)
 概要  
本書は、ソフトコンピューティング(人工知能,ファジィ理論,ニューラルネットワーク,遺伝的アルゴリズム,人工生命等)の内容を分かりやすく解説した内容であるり、建築分野におけるソフトコンピューティングの最新研究をまとめている。内容は、ソフトコンピューティングを実際に使う場面を想定し、技術毎にソフトコンピューティングを適用したモデル化や計算過程の解説あるいは建築,都市,環境等の分野における最新の研究の紹介をしている。この中の3・3節で、多様性を考慮したGA系解法を、単一目的最適化問題だけでなく、多目的最適化問題の優良解の意義と解法について解説した(総ページ数174)

B012 本間俊雄 (APR.2005)
建築最適化への招待』, 日本建築学会編, 丸善出版 ISBN: 978-4818940505
第5章, 構造形態の創生,
pp.67-93 (27page)
 概要  
本書は建築を学ぶ学生を対象とし、最適化技術の魅力に対し、その技術や奥深さを体感していただくことを目的にまとめられている取り扱う建築分野は、都市計画, 建築計画, 構造形状, 構造設計, 熱環境, 内外装計画の多岐にわたっているこの中で、構造形態の創生を、1.構造形態とはなにか、2.構造形態の創生と最適化、3.構造形態を体感する、4.離散系構造と連続体構造の形態創生技術、5.解探索の方法、6.多目的最適化、7.構造形態創生の例、8.構造形態創生に関するシステム化、9.現状と展望 の項目でまとめた(総ページ数164)

B011 本間俊雄 (MAR.2005)
空間構造におけるコンピュータ利用の新しい試み』, 日本建築学会編, 丸善出版 ISBN: 978-4818905597
第1章1節, 生物的アプローチによる形態発想支援システムの試み,
pp.2-17 (16page)
 概要  
コンピュータ利用による新しい分野を切り開いた次の4分野の最新研究をまとめたものである@形態創生における新しい試みA動的解析における新しい試みB幾何学的材料的非線形解析における適用事例C施工時解析における適用事例これらの内容から若手研究者・技術者の新たなる夢や挑戦の喚起を期待している。その中で、生物的アプローチを用いた疑似育種法と疑似盆栽法を用いた発想支援システムの試みを論じた(総ページ数212)

B010 三井和男, 大崎純, 大森博司, 田川浩, 本間俊雄 (JUL.2004)
発見的最適化手法による構造のフォルムとシステム, 計算工学シリーズ4, コロナ社 ISBN: 978-4339057041
 概要  
構造工学分野における形態に関わる問題に興味をもつ学生,技術者,研究者が発見的最適化手法を学習し、自分でプログラムを作って何か計算してみることができるように工夫した本であるまず最適化の意義、最適化の難しさを説明し遺伝的アルゴリズム免疫アルゴリズム擬似焼きなまし法あるいはセル・オートマトン法の発見的最適化手法の優れた点発見的最適化手法の理論発見的最適化手法の応用を判りやすく解説する構造力学や構造解析の知識があまりなくても読めるように扱う構造モデルはトラスと平面応力と限定する。(総ページ数189)

B009 藤井文夫, 瀧諭, 萩原伸幸, 本間俊雄, 三井和男 (DEC.2003)
非線形構造モデルの動的応答と安定性, 計算工学シリーズ2, コロナ社 ISBN: 978-4339057027
 概要  
本書は形態と材料の非線形性を有する構造モデルの動的応答と動的安定性のための手引書である。古典的な柱のオイラー座屈は理論的には静力学の問題であるが、現実には慣性力を伴う動的な不安定現象である。構造モデルの静的平衡状態の安定・不安定については、動力学的な観点から議論することが自然であり、しかも非保存系の問題にも適用できる一般性を有している。一方、地震履歴により塑性化し復元力の劣化した構造物の定常振動解は弾性系の動的応答とは異なり、定常振動解が不安定となる領域が存在する。構造工学的にも重要なこれらのテーマを主眼に本書は執筆された。(総ページ数185)

B008 岡田章, 鈴木俊男, 中山昌尚, 半谷裕彦, 本間俊雄, 真柄栄毅, 山本千秋(五十音順) (MAY.2001)
空間構造の数値解析ガイドライン』, 日本建築学会編, 丸善出版 ISBN: 978-4818905276
4章張力構造,4節,解析方法, pp.235-291 (56page)
 概要  
空間構造の解析では、重層骨組構造とは異なる構造的特性を十分理解し、解析目的に応じた適切なモデル化と解析手法を選択する必要がある。本書では、空間構造の設計や施工時解析に既存のソフトウエアによる数値解析において、モデル化や解析手法の選択基準となる事項をガイドラインとして示した。構造形式毎に力学特性とモデル化・解析手法との関連を重視した内容となっている。この中で、張力構造の解析方法について解説した。(総ページ数388)

B007 本間俊雄 (MAR.2001)
構造形態創生の理論と応用, 日本建築学会編, 丸善出版 ISBN: 978-4818905269
応用力学シリーズ8, I-5章,セル・オートマトン,p.39-51,第III-1-4節, セル・オートマトン, pp.153-170 (31page)
 概要  
構造形態の最適化満足化適応化を扱う構造形態解析の分野での研究成果は、実際の設計の現場や実務補助としてのツールに用いられることを最終的な目標とする。しかし実際にどの程度の問題が検討可能であり、どこまで有用な結果が得られるか、あるいは現場の設計者や技術者の側に立ったときの研究は数が少ない。本書ではこれまでの研究と実務の双方からこの領域の現状について概説し、今後の動向を論じている。この中で、セル・オートマトンの考え方と解析例を解説した。(総ページ数284)

B006 IASS Working Group no. 16. (Editor K. Ishii) (APR.2000)
Structural Design of Retractable Roof Structures (State of the Art・Guideline・Examples)』, WIT press ISBN: 978 -1853126192
Advances in Architecture, Vol 5 (208page),
 概要  
国際シェル空間構造学会(IASS)のメンバーにより開閉式屋根構造物に関する a) ステート オブ ザ・アーツ、b) 設計指針 および c) 世界の開閉式屋根構造の実施設計例 をまとめたものである。 従来の建築物概念とは異なった部分が多いため開閉屋根構造物の魅力、構造体の安全と耐用性を確保する判断基準と実在する構造物の設計概要を示している。(総ページ数208

B005 本間俊雄, 三井和男 (NOV.1999)
構造物の崩壊解析 応用編, 日本建築学会編, 丸善出版 ISBN: 978- 4818905184
応用力学シリーズ7, 2.1節,非保存外力を受ける梁・板・シェルの安定性, pp.83-98 (16page)
 概要  
本書では、「鋼構造骨組」、「空間構造」、「鉄筋コンクリート構造骨組」、「部材、板、連続体」および「構造設計」の5章より構成され、最近の研究成果を基に大きな外乱を受ける構造物の最終的な挙動や大変形挙動を解明するための理論と解析例を示されている。読者対象を大学院生・若手エンジニアとした解説書。この中で、第2章空間構造の第1節において非保存外力を受ける梁、板、シェルの動的安定性に関する近似解析手法について解説した。(総ページ数284)

B004 本間俊雄 (DEC.1998)
構造形態の解析と創生』, 日本建築学会編, 丸善出版 ISBN: 978-4818905122
応用力学シリーズ5, 4,38,41項目, 有限要素法と境界要素法, 自律分散系近似解析法, コンピュータ・グラフィック, pp.14-17,160-165,194-197 (14page)
 概要  
構造形態の解析と創生は設計段階における構造設計を数値解析法の立場で支援するものでその研究と応用は萌芽段階にある。本書では構造形態の解析と創生に関する建築分野における基礎事項を48項目選定し各々解説を加えたものとなっている。読者対象は大学院生・若手エンジニアとした。ここでは、有限要素法、自律分散系解析法、コンピュータ・グラフィックスの3つの項目を担当し解説した。(総ページ数228)

B003 本間俊雄,西村敏雄 (NOV.1994)
建築構造物の設計力学と制御力学』, 日本建築学会編, 丸善出版 ISBN: 978-4818904378
応用力学シリーズ2,4,膜構造の形状決定問題,pp.89-123 (35page)

 概要  
構造システムが所定の挙動特性と性能を有するように、@要素特性の集合を設計するための力学、A構造形態創生とシステムトポロジー選定の力学、B構造システムの動的挙動を所定の条件に適合するよう制御するための力学 の項目についてまとめた本である。読者対象を大学院生・若手エンジニアとした解説書。第4章で膜構造の形状決定問題の近似解析手法について解説した。(総ページ数281)

B002 開閉式屋根・構造設計資料作成ワーキンググループ(主査:石井一夫,幹事:本間俊雄) (JAN.1993)
開閉式屋根構造設計指針・同解説および設計資料集』, 日本建築学会編, 丸善出版 ISBN: 978-4818903975
原案担当:付録,設計資料,
pp.93-229 (136page)
 概要
開閉式屋根構造物は、開状態と閉状態との異なった構造形態を持つ。また、半開状態や走行・移動状態もある。このように、従来の建築物概念とは異なった部分が多く、建築基準法等ではカバーし得ない点が多かった。このため構造体の安全と耐用性とを確保するための構造設計時の判断基準とすべく,設計指針となる資料を作成した。(総ページ数229

B001 日本大学理工学研究科海洋建築工学専攻課程博士論文 (MAR.1986)
有限要素法による張力場の近似解析に関する基礎的研究』, 日本大学
  概要
膜構造等の薄肉材で構成された構造物において、せん断外力が作用した際の構造表面上に表れる座屈現象(皺波)の力学的応力場(張力場)の数値解析手法を提案した内容である。