よくある質問


質問:完成した泥だんごは壊れないの?

落としたら割れます。また、机などにぶつけても欠けたり割れたりします。水にぬれると光らなくなります。

質問:完成した泥だんごはどれくらい光るの?

いま持っているもので、2年くらい経ちましたがまだ光っています。少し表面が曇ったようになってきただんごはもう一度みがくと、また光るものもあります。

質問:完成しただんごは、何処に置いたらいい?

直射日光の当たらない部屋の中に置いています。クーラーの噴出し口の前などに置くのは止めたほうがいいです。また、ぬれた手で触らないよう気をつけてください。

質問:どろ団子は、どうしてあんなにピカピカになるのでしょう?

泥だんごが光るのは、光を正反射するからです。泥だんごの表面を乾燥させながら、シャーレ(ガラス)で磨くことにより、つるつるの鏡のような表面をつくります。
そうすることによって、光を鏡のようにまっすぐに反射できれば、光を反射して光って見えます。実際は、鏡ほどのつるつるな面を作ることは難しいのですが、それに近い面をつくればよいことになります。
粘土は粒子が小さくて、水を含むと変形加工が容易にできますから、粘土成分の多い土(上質な粘土)ほど「良く光る」だんごが出来ます。
光るどろだんごの、電子顕微鏡写真が、宮崎科学技術館のHPに掲載されていますからご覧ください。アドレスは↓以下のとおりです。

http://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/cul/cosmoland/science/dango/dorodango.htm

質問:どうやって色を付けるの?

泥だんごに色を付けたいときは、買い物をしたとのスーパーの袋に印刷されている店の名前などが書いてある部分で、泥だんごを磨くと、その印刷されている色(塗料)が泥だんごに移って、色が付きます。
色は、付けても付けなくても光るのですが、お楽しみとして色づけしています。色を付けなければ、もともとの土の(粘土の)色で仕上がりますから、新しい粘土をもらったときは、一個は色づけしないまま作ることにしています。
なお、あまり多量の色付けを行うと、光る泥だんごではなく、光る塗料になってしまうかもしれませんので、ほどほどに色づけするようにしています。